STM32G4 GCCとIARのコンパイラによるビルド時間の比較(2)

前回の確認でSin関数の速度を確認してみたが、 今度は重い三角関数でかつよくセンサの処理などで利用するatan2の速度を確認してみたいと思う。 IARの三角関数のライブラリは最適化がよく聞いてそうだ。 では、ライブラリは高速だが、コードからコンパイルし…

STM32G4 GCCとIARのコンパイラによるビルド時間の比較(1)

あるプログラムをGCCで作成していたのだが、IARで同じコードをコンパイルして実行してみたら18usecで完了していた処理が23usecもかかってしまうようになった。 かってにIARのほうが有償だし、ARM用のコンパイラなのでGCCと比べて効率的にコンパイルしてくれ…

STM32G4 の開発環境構築 デバック環境

stm32g4 nucleoがdegikeyから届いたのでデバッグ環境を構築。 OPENOCDのビルド 配布されているOPENOCDはSTM32G4とSTLINK-V3がたいおうしていなかったので github.com の対応版をダウンロードして自分でビルドすることにした。 適当なディレクトリ(自分は~/d…

stm32g4 の開発環境構築 Linux編

先日Windows版の環境を作ったばっかりだが、デバッグに使うOPENOCDがG4対応していなくて自前でビルドしなくては行けないという情報を得てやっぱり自前でビルドするとなるとLinuxでやったほうがいいなと思ってLinux上に開発環境を構築することとした。 基本的…

STM32G4のビルド環境構築

普段は仕事でIAR workbenchを利用しているんですが、ちょっと家でもなんか作ってみようかなと思ったので、ビルド環境を整えてみました。 昔STM32F1の環境を利用していた時とは周辺環境が変わってきたので最初から再設定。 環境 昔利用していた環境はmacだっ…